shinonome-diary’s blog

日常系ブログ

ドラマ「自転しながら公転する」観た。ネタバレ感想。

3話で現在TVerで配信中

原作読んだので結末は知ってたけどヒヤヒヤしながら観た

それに結末が後日談かな?ドラマでは描かれてなかったからちょっと残念

 

www.ytv.co.jp

 

 

ドラマでは主人公・都が「幸せ」になりたい幸せってなんだろうという軸で動く

中卒でバイトの貫一が運命の相手かどうか悩んで

結婚するかしないか悩んで

親の介護と契約社員の仕事に悩んで

 

そりゃ悩むよね

こういう境遇なら

こういう相手なら

でも悩んだ先に残った答えというか、悩んでも捨てきれなかった物が大事だった

貫一の場合、いい人で何かあった時とっさに動ける力とか持ってる人で

一緒に居て楽しくて、絶対自分を傷つけない人であったり

そいういう部分が決め手になった

親は親の気持ちを知って自分を想って突き放した態度をとったことが分かったり

仕事は今まで勤めてたファッション業界に戻っても良かったと思うけど

今いる場所で正社員になろうと思って頑張ったり

 

ニャンくんいいね。原作に忠実で

都をベッドに誘って、いざって時に年齢が分かった時のリアクション

面白かったよ

日本語が最初は上手くなくて、久しぶりに会ったら上手くなってるのとか良かった

 

貫一、いい人で肝心なところで弱気になって逃げ腰な貫一

 

原作もう一度読み返したくなってきたな

 

幸せってなんだろう

少なくとも条件じゃないよね

結婚すれば、子供を産めば、幸せになれるって訳でもない

都ママが言った通り、幸せって思えば幸せなのよ

 

原作では二人が再会後、どのようにして人生を歩んできたかが描かれてたと思うけど

ドラマでは二人が再開するところで終わる

 

割れ鍋に綴じ蓋、ってそういう意味なんだね

破損した鍋にもそれ相応の蓋があること。どんな人にも、それにふさわしい伴侶があることのたとえ。また、両者が似通った者どうしであることのたとえ。
[補説]「綴じ蓋」を「閉じ蓋」と書くのは誤り。「綴じる」は縫い合わせるの意で、「綴じ蓋」は修繕した蓋のこと。  コトバンク

 

原作者の山本文緒さん亡くなってるから今後作品を読むことが出来ないのが残念